「牽引車」と「牽引者」
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今回は【長期保管品中古】囲碁盤&碁石セットの出品です。 ●折碁盤(木製) ・サイズは正規サイズ(約)42.3cm×(約)45.5cm×厚さ(約)1.3cm ・碁石:プラスチック碁石(厚さ約6mm)白石180個と黒石181個のセットです。 ・碁笥:プラスチック碁笥 ・囲碁の品物...碁石, 碁盤 ・特徴...折りたたみ盤 ・駒・石の素材...プラスチック ・盤の素材...プラスチック ●白石180個(+余り1個あり)と黒石181個(+余り7個あり) ※白石は少し黄色バミがあります。 ※中古品の為、汚れ、傷が一部あります。 ※中古品のため、ご理解頂いた上でご購入お願い致します。 ※全ての写真をご確認の上、ご購入をお願いします。 ※また完璧を求める方、神経質な方はご購入をご遠慮ください。 #囲碁盤 #碁石 #折碁盤
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「牽引車」は他の車両を引っ張るトラクターなどをいいますが、「他の先に立って事を進める人や組織・物事など」(精選版日本国語大辞典、小学館)という比喩的な意味でよく使われ、多くの辞書に取り上げられています。一方、「牽引者」を載せている辞書は見当たりません。
牽引車の比喩的用法の語釈が主な国語辞典に登場するのは1970~80年代の版。牽引車は高度経済成長期に広く使われ始めた表現と推測できます。その一方で「者」を使った「経済の牽引者」のような例が80年代初めの新聞に少しずつ見られます。「車」の比喩的用法が広まるとともに、同じ音で、人間を指す「者」を使う表記も現れたのでしょう。
言葉の使われ方をたどれば牽引車が本来の表記といえますが、「車」では、しっくりいかない場合は「者」を使用した例があります。一例として日本経済新聞でも2008年春、スポーツ面の連載のタイトル「Jリーグ08牽引者の誓い」では「牽引者」と表記しました。サッカー・Jリーグのチームを牽引する中軸選手の「誓い」を題材にした連載なので、「牽引車の誓い」と「車」を使うのはさすがに違和感があると考えました。小学館・国語辞典編集長の神永暁さんは「者」を使った表記について「十分な使用例が集まれば辞書にも掲載されるのではないか」と言います。「車」と「者」の併存は用法や表記が拡大していく格好の事例といえるでしょう。(緒)
[日経ネットPlus2009年3月13日掲載]